断言します。
別居するなら、離婚は覚悟してください。
ここ数年で、テレワークも浸透しました。
家族との時間が増えたことにより、
ギクシャクし始めた夫婦も少なくはありません。
もちろん、夫婦が一緒にいることはいいことですが…。ただ、あまりにも長時間、顔を合わせているとウザくなるのも人情です。
そこで、「別居」というワードが出てきます。
しかし、これがもっとも危険な思考のひとつなのです。
なぜなら、
別居は悪化の一途をたどるから…。
家の中がギクシャクしているの
そもそも、
ケンカが増えるのは、
それまでに夫婦仲に亀裂が入っている証拠。
なので、「一時的に避難」とは言われていますが、結果は悪化する可能性が高いです。
その場を逃げるのではなく思考を変えるべきです。
別居をしない方がいい理由を解説すると共に良い解決法を提案します。
別居から離婚しないための3つの方法
私たち夫婦は以前から
超アブナイ夫婦でした。
ケンカは日常的・・・・。
子どもが「もう、やめて―」と叫んだり、
保育園で真っ黒な闇のような絵を描いたり…。
「子どもは敏感なので、家の中が穏やかじゃなくなると、精神不安定になります」。
園長先生からもキツく言われていました。
はっきり言って
家庭内環境は最悪です。
この地獄のような環境から、あるルールに徹したことでケンカだけは起きなくなりました。
この思考でいけば、ケンカだけは避けることができます。
夫婦のどちらかが精神不安定でないなら、次に紹介する提案は効果があるはずです。
❶夫婦のお互いの干渉をゼロにする
❷自分のことは自分でする
❸子どもは自由にする
解説します。
干渉しない
家族が密集することでストレスが溜まり、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。ならば、逆転の発想をするのです。
お互いの干渉を一切しない。
人としての距離感があると、狭く感じないんです。お互いの存在が、ルームメイトというか空気に近くなるというか…。
ちなみに、私が言う干渉しないレベルは極端に言えば、
相手が浮気していても無関心なレベルです。
一言で言うなら「仮面夫婦」になるのです。そんな冷めた夫婦はイヤだ。
気持ちは分かります。
☟
仮面夫婦で何が悪いの?長続きするコツは喧嘩しない夫婦
自分のことは自分でする
食事、洗濯も別にする。
ルームメイトの感覚にならないと、
なかなかうまくいきません。
下手すると手間がかかってムダ、非効率なことも起きます。
バランス感覚が必要です。
状況に応じてどちらかが担当するとか、時間をずらすとか。ムダがでることでケンカになったら本末転倒なのでね…。
ちなみに、わたしの家庭では、壁に大きな字で「自分のことは自分でする」と張り紙を張っていました(嫁が書いた)
わたしはうどんばかり作っていましたので、うどん作りだけは上手くなりました。w
気が強い女性は尽くす人が多く、旦那さんは妻を頼りにしている場合が多いですね。この場合は夫からは別居しないでしょうね。
やはり、昔ながらの「かかあ天下」がもっとも安定した夫婦かもしれません。参考にどうぞ☟
【気が強い女から学べ】好きな男を落とす3つの方法
子どもにストレスをかけない
子どもに対しては、
今までと変わらない態度。
子どもから見たお父さん・お母さんは、会話はないけどケンカもしないという、最悪の状態から雰囲気が悪い状態になったという感じですね。
言っときますが、
ケンカしないだけでも
家の中の空気が変わりますから。⤴
育児に関しては、生まれる前から旦那を教育しないといけません。
子どものことで夫婦仲が悪くなることが本当に多いですからご覧下さい。☟
産後クライシスは夫婦の危機 乗り越えるために妻がするべき3つのこと
3つのルールを一年間ほど徹底した結果
子どもへの悪影響が減った
干渉しないことからメンタル安定
家事のキツさがわかる
一番効果を感じたのは
メンタルの安定。
やはり、ケンカがもっともストレスが大きく精神的・肉体的に負担をかけているのだと感じました。
家事の大変さもわかりましたが、これは妻には言っていません。これを言ったら大変。
ずっと家事をしなくてはならなくなるので。汗
究極的にこんな思考は必要だと考えます。↓
夫婦の別居
一緒に住んでも、
「家庭内別居なら夫婦の意味がない。別居したほうがいい」と思う方いるでしょうね。
いろんな意見あると思います。
しかし、そんな思いの方にお尋ねしたい。
・別居の怖さご存じ?
・別居した夫婦が元に戻ったという夫婦いますか?
・別居から復活した夫婦は何組ですか?
これらの質問に確実に返答できるでしょうか。
別居して、「元の仲良し夫婦に戻れた」という事例がたくさんあればいいのですが、おそらくほとんどいないでしょう。
別居の怖さを解説します。
別居は楽しい
→とてもとても快適なんです。
快適すぎてヤバイんです。
別居を始めたら、いがみ合っていた憎い顔を見ることもなくなるのでストレスが一気に減り、マイペースな生活ができる。
特に、家事をなんでもこなす女性なら、夫の世話がなくなるので男性よりも快適になります。
特にワンオペで旦那にイライラしてた奥さんは、ストレス減るどころか、快適性が爆上がりになるんです。ご覧下さい。☟
なんとかなる!ワンオペ育児から離婚しないための3つの行い
別居の生活に慣れたらほぼ
夫婦としてはオワコンです。
別居がストレス
・一時的に別居した夫が戻ってこない
・離婚を決意したけど応じてくれない
別居で精神的に不安定になる方もいます。
ストレスが増えてくると
「別居が長引いているのは、実は仕事ではなく浮気なんでは?」と疑心暗鬼にもなってきます。
しかし、確信がないのなら
冷静さを保ちましょう。
焦り・不安・怒りは、
ネガティブな思考になりがちです…。
元々の夫婦関係が良好なら、
時間が経過すれば元の夫婦に戻る確率は高いです。
別居後、旦那がとても快適そうに見えたなら腹が立ちますよね。旦那の浮気の疑いがないのにも関わらず、快適そうならこちらの記事を見て下さい。ヒントがあるかもしれません。☟
ヤバい!結婚を後悔している男の悲痛な叫び
別居のメリット
→別居しても究極に困ることがない
別居したら寂しくなって戻るだろう。
女性
ケンカの時の辛さの方が強すぎて戻る気が起きない。本来、夫を嫌っている傾向が強いので別居したら、離婚の決心が固まる可能性が高い。生活はストレスが減り、しかも快適になる。
男性
昭和生まれで、家事を全くしてこなかった男性なら寂しいと感じるかもしれませんが、いまどきの30代、40代はきっちり家事をこなします。むしろ女性よりもマメなくらい。
妻がいなくても生活ができてしまう。
生活が困窮して生活費がない場合ぐらいではないだろうか。お互い所得があるのなら、元に戻る可能性はさらに低くなる。
逆に、生活が困窮しないだろうと思われる高学歴女子なら、元サヤに戻りたいとはならないでしょう。ご覧下さい。☟
意外な事実 高学歴女子がちやほやされる4つの理由
別居の生活費
夫が生活費・養育費を出してくれない。深刻な問題です。
毅然とした態度で臨むのなら
「婚姻費用分担請求」というものがあります。
※婚姻費用分担請求とは、別居中の生活費などを相手方に請求できることです。相手の収入によって請求額は変わります。裁判所に直接問い合わせて書類の提出も可能。
ただ現実問題、法的な対処をすると、旦那さんがどんな対応に出るのかは予測がつかなくなります。ここはプロに相談すべきかと。
「法テラス」であれば、弁護士・司法書士が無料で相談に乗ってくれます。事実、わたしも法テラスで相談したことが幾度とあります。親切丁寧に聞いてくれましたね。
別居したい時に見て欲しい
別居したら離婚の確率は
どっかーんと上がります。🚀
DV、精神不安定以外なら、
夫婦は一緒に住むべき!
別居したら一気にきます。離婚危機が…
教訓を二つ
夫婦仲が終わっても
会話がなくてもいい。
離婚したくないなら離れるな!
一時しのぎに乗るな!
別居なら離婚の覚悟が必要
教訓を解説します。
ずっと別居でも離婚はしない
会話がなくてもいい。
離婚したくないなら離れるな!
夫婦は長いお付き合いになります。
寿命が延びていますからね。
長く一緒にいれば、
そりゃ仲が悪い時期もあります。
致命的な関係でないなら、
「とりあえず別居」
という考えはやめましょう。
私の知り合いに、別居して離婚しなかった夫婦がいないもので…。
また、こんな話もあります。↓
東野幸治さんの実例
(日本テレビのトーク番組で島田紳助さんがいた頃)
東野幸治さんの復縁の話
一度離婚した奥さんが戻ってきた。
が、奥さんは旦那の事を
「東野さん」と、さん付けで呼ぶと。
さらに、娘も実のお父さんなのに
「東野さん」と呼ぶんですと。
それを聞いた紳助さんが
「そりゃ、おまえ、奥さんはお前のお金が目当てで戻ってきたんやわな。w」。
東野さんは、
「わかってるわあ~。それでもいいんじゃ~。うれしんじゃ~」
と笑いを誘ってました。w
これを見て、あ~夫婦ってこれだよな~と思ったんですよね。
理由はどうであれ、なんとか一緒に住んでいればやり直せるチャンスはある。時間が解決することもあるだろう。
あれからかなりの年数が経ちましたから、東野夫婦は元に戻っていることでしょう。
東野さんの事例は滅多にないと思いますが、どちらかに魅力あるポイントがあれば元に戻ることもあるということですね。
別居の話し合いはネガティブでしかない
別居なら離婚の覚悟が必要
専門家や弁護士に厳しい状態を相談すると
「一度、別居されてみては?」というコメントが出るんじゃないかと想像します。
先生方は仕事なので、無理に「我慢しなさい」とも言えないと思うんですよ。
対症療法的に
「一時的に別居」
と言っているだけかもしれません。
しかしその
安易な言葉には
よく考えたほうがいいですよ。
現実的に言えば、
別居は離婚前提でする場合がほとんどです。
先生達は別居後の事は考えないでしょうから…。
別居から離婚の実例
知り合いの夫婦は、離婚の意志はなく、9年ほど別居していました。
しかし、戻るか離婚するかはっきりしようという話になった時に
「いまさら戻れない」という気持ちで離婚が決まりました。
これがもっとも怖いのです。
生活が安定すると
変えられないのです。
結婚に関してのトラブルや悩みはこちらの記事をお読みください。↓
新提案します
婚姻数が減っている現在、
離婚数も減っているとのことですが、
離婚夫婦は決っして減っていないでしょう。
生活していかなければいけないので、我慢して夫婦をしている人も多いはずだからです。すると、別居予備群はかなりな数と予想します。
そんな予備軍に究極のアドバイスをします。
別居したい人に物申す
我慢の限界を超え、感情的に別居、
または、冷静に話し合いからの別居、
どちらの場合であっても別居はしないで。
もし、どうしても別居するなら、
新提案します。
【新提案】
期限を設け、
「期限を超えても戻らないなら離婚する」
と決めておく。書面に残しておくのがいいかもです。
【その理由】
ダラダラと何年も別居してしまうという、
お互いに悪い関係を避けるためです。
別居の夫婦をたくさん見ましたが到底、幸せには見えません。別居を何年もするくらいなら、スパッと離婚した方がいいのです。
後でやり直したいなら復縁すればいいだけなので。
むしろ、離婚した方がいい関係に戻ることもあろうかと思います。(本来は好きだったのだから)
最後に一言!
別居するぐらいなら離婚しろ!
離婚も別居も経験したりんのすけの意見です。
ご清聴ありがとうございました。